離散距離空間(証明付き)
) 上の任意の元 に対して、
(1)
で定める。
このとき, は距離空間である。
スウガくん
この距離空間には離散距離空間という名前がついているよ。
証明
をとる。
なので, はよい.
また, の定義の仕方から, で,
のとき, 仮に であるとすると, となって矛盾する.
よって,
合わせて,
のとき, .
のとき, .
よって, .
は 0 か 1 のみを値にとるので、
と で場合分けして考える.
のときは、の定義より, .
のとき, より, 「 または 」 である。
実際, 仮に 「 かつ 」 とすると, となり, に矛盾する.
よって, 「 または 」なので, .
ゆえに, . □