仕事で文章を書く人にオススメ。
『ザ・コピーライティングー心の琴線にふれる言葉の法則』を読みました!
ここでいうコピーは、「複製する」っていう意味じゃないよ。「広告のキャッチフレーズや説明文」のこと。広告上の文章すべてを意味します。
✓どんな人にオススメか?
- 結果を出せる効果的な文章を書きたい人
✓読むとどうなる?
- 効果的な見出しや広告の作り方がわかる
- 広告文のテスト方法もわかる
著者はジョン・ケープルズさん。この方は、49年間ずっとコピーライターの仕事をされていたそうです。
それだけに、内容が濃い。手元に置いておきたい一冊になりました(^^)
ちなみに、コピーライターっていうのは広告文をつくる人だよ。
下記に印象に残ったことや考えたことを書いておくよ。参考にしてね。
広告が違うだけで、売り上げが19.5倍に!
著者によれば、同じ商品でも、その広告が違うだけで、売り上げが19.5倍になった例があるとのこと。驚きですよね(笑)
ちがいは、訴求ポイントだけだったそうです。訴求ポイントとは、簡単にいうと、「訴えかけたい点」ですね。
たとえば、リンゴを商品とします。「このリンゴは甘いよ!」といえば、訴求ポイントは「甘いこと」。「このリンゴは日本産だよ!」といえば、訴求ポイントは「日本産であること」。
このことから、広告は事前にテストする方がいいと述べています。訴求ポイントを変えて、とかね!
ムダな広告がたくさんあるより、効果的な広告1つの方がいいからです。
ほかには、どこに広告するか、いつ広告するか、何を広告で言うかに視点をおいて、テストするといいですね。
Where, When, Whatです。
本にはテスト方法もかいてあって、自分でテストできるようにしてくれました。
「魚をくれるし、釣り方も教えてくれる」そんな本でした(^^
こんな見出しが効果的です
まず、以下の例をみてください。どちらの見出しが効果的でしょうか?
①「言葉遣いを間違えていないかと心配ですか?」
②「こんな言葉遣いの間違いをしていませんか?」
答えは②です。
②の方が、好奇心を刺激していて、自分のメリットになると思わせることができているからです。
口頭で答えてみよう。①の場合、「心配じゃない」と言われればそれでおしまいですよね。
しかし、②では、下の記事を見なければ、間違いをしているとも、していないとも言えないんです!言葉の間違いを知れるというメリットもあります。
策士ですね(/・ω・)/
この本では、ほかにも広告のテストの仕方など、広告を作るときに気をつけるべきことが説明されています。全部で431ページ。中でも、見出しの重要性が強調されていました。
ほかの効果的な見出し
この本では、効果が検証された見出しの型が、35個紹介されています。
例えば、「〇〇する方法」とか、「どうやって○○したらいいか」、ベネフィットを事実と数字で伝える、などです。
すでにこれらの見出しは、効果のあったものなので、検証しなくて済むのがいいですね!
読んだあと、身の回りにある広告をみると、これらの方法が使われていることが確認できました。
他にも、ブログの記事タイトルや、youtubeの動画タイトルなどでも見られました。
ぼくは、まだ意識してやったことはありませんが、そのうち意識してやります(笑)
ちなみに、この記事では、使いました(/・ω・)/{タイトル以外の小見出しで!}
しかし、まずはこのサイトに来てくれた人に、満足してもらえる記事を書くことを頑張ります!
サイト運営には、効果的な見出しと、充実した内容が必要ですね。
✓今回紹介した本