お金持ちの思考法を学びたい人はどうぞ。『金持ち父さん貧乏父さん』を読みました。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
✓どんな人にオススメか?
- お金持ちになった人の思考法を知りたい方
- 投資やビジネスに興味がある人
✓読むとどうなる?
- 成功した人の思考を知れる
読書のポイント
お金持ちに共通する思考法に目を向けることがポイントです。
2人の父がいます。
お金持ちになる父と、貧乏なままの父。
その2人のお金に関する考え方のちがいに着目してみるとおもしろいです。
ただし、アメリカのお金持ちです。
そして、今とは時代も違います。
だから、そのまま、実行すれば成功するわけではありません。お金持ちに共通する、不変の思考法に目を向けることに価値があります。
ユーモアもあり、最初から最後まで一気に読むことができました。
印象に残ったことを下記に残しておくので、参考にどうぞ。
こんなふうにお金の流れを見る
あなたは、自分の収入がどこに使われているか、把握しているでしょうか。
収入と支出、資産と負債の視点から、お金の流れを整理してみましょう。簡単にいうと、簿記の知識のことです。
収入があって、それをすべて支出に使っていれば、お金は増えません。
ではお金持ちはどうするか?
「資産を増やすこと」にお金を使います。
具体的には、不動産、株式、債券、手形、知的財産などです。
これらの資産から、労働とは別に、収入を得ているということですね。
しかし、不動産とか株式と聞くと、リスクが心配になるのが普通です。勉強が必要ですね。
金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。
自分のビジネスを持つ
「自分のビジネスを持つ」ということは、就職することではありません。
収入を生んでくれる資産を持つことです。言い換えると、オーナーになるということですね。
多くの人がいつもお金に苦労している直接の原因はたいていの場合、一生他人のために働いていることにある。
そういう人は自分の人生を、他人のビジネスのために心をくだき、その人を金持ちにさせることに費やしているようなものだ。
とはいえ、いきなりビジネスオーナーに挑戦するのはハードルが高い、と思うのがふつうです。
まずは、働きながら、自分のビジネスに出来そうなものを、週末にやってみるというのをオススメします。
「自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス」が最もいいです。
例えば、自分のサイトを持っていて、記事を完全に外注している人がこれに当たりますね。
youtubeの動画も一回つくったら、勝手に再生されます。
できることから、始めてみましょう。
行動を決める前に
読んでみて、以下の文章が気に入りました。
「いま毎日やっていることの行きつく先はどこですか?」
自分の人生を生きるために、何度も自分に問いたい言葉です。
怠けたい気持ちや、よくないクセ、悪い習慣に負けない。
「いま毎日やっていることの行きつく先はどこですか?」と自分に問う。
そうやって、自分をコントロールしていきましょう。
では、また。
✓今回、紹介した本
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)