有名なメンタリストDaiGoさんの本です。『人を操る禁断の文章術』を読みました。
✓どんな人にオススメか?
- 文章をかく人
✓読むとどうなる?
- 人を行動させる文章の仕組みがわかる。
印象に残ったことを下記にまとめておくよ。
読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす
これが、人を動かす文章の仕組みです。
人は文章を読むことによって、想像し、感情を揺さぶられ行動しやすくなる、そうです。
文章を読んでもらうだけで、その人の行動を変えことができるってすごい。
また、これを自分に使えば、自分の行動を起こすとき活かせそうですね。
たとえば、自己啓発本とかもそういう要素がありますよね。
しかし、文章を読んだからといって、行動に移せるかどうかはあなた次第です。
あくまで, 文章は行動しやすいように誘導してくれるだけだからです。
考えて行動に移す人は100人に1人。
さらに、行動を継続できる人は行動した人の100分の1
だと言われます。
実際に自分を行動させたいときは文章を読むだけでなく,
強い意志が必要ですね.
ツァイガル効果
人間は、達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されていることをよく覚えている。
また、一区切りつくと人は忘れてしまう。
これは、ものすごくわかります(笑)
ぼくは本が好きでよく読むんですが、一日で読み切れないと、
次の日も読みたくて仕方なくなります。その本のことが忘れられなくなるんですね。
これは、ツァイガル効果だったのか(/・ω・)/
また、確かに、一回その本を読み終えると、
その本のことは忘れて別のことを考えるようになります。
緊張状態が終わると脳は不要な情報として捨ててしまう
そうです。
長く考えていたい事なんかは、あえて中途半端に中断するといいですね。
あと、頭を切り替えて考えたいときは、
前にやっていたことはできるだけ完結させた方がいいということです。
実践できるものからやってみましょう。
人を動かす7つの引き金
人を動かす引き金として以下の7つが挙げられています。
①興味
②ホンネとタテマエ
③悩み
④ソン・トク
⑤みんな一緒
⑥認められたい
⑦あなただけの
中でも、役に立つ考え方だと思ったものは、③の悩みです.
悩みはHARM.
Hは健康、Aは将来の夢や叶えたい希望、Rは人間関係、Mはお金。
これに、世代を掛け合わせると悩みが特定できる。
悩みを大別する考え方を知らなかったので、とても勉強になりました。
また、この分類に世代を掛け合わせると、悩みが特定できるとのこと。
なぜこのようなことができるのだろうか?
と思い、本を読んでいくうちに気づいたことがあります。
それは、「人は直近の問題を解決しようとする」ということです。
30代前後では、結婚について悩むし、年を増すにつれて健康について悩む。
これは、自分に降りかかってくる直近の問題だからです。
年代によって降りかかりやすい問題がちがう。
だから、世代をかけることが重要なんですね。
また、⑤みんな一緒、は実感ある人も多いと思います。
人は決定に迷ったとき、未知の状況に陥ったとき、周囲の人たちを観察し、同じ行動をとろうとします。
この現象は、社会心理学用語で、「社会的証明」といいます。
前に、『影響力の武器』という本の書評を書いたときにも、とりあげました。
この性質を利用した文章をかくには、
相手が同じ行動をとりたいと思う集団を見抜くことが必要です。
さらに、今所属している集団を知ることも必要です。
適当に例文をつくると、
「20代の70%はすでに、年収500万円ですよ」とかです。
この場合は、「20代」が所属している集団で、「年収500万」が同じ行動をとりたいと思う集団です。
こんな感じの文章がかければ、
「年収500万」になるための行動を引き出すことができるということですね。
文章を書きまくる
文章をかく人のためになる情報が
たくさん詰まっている本でした。
とはいえ、
読んだだけで、文章力がupすれば誰も苦労しません。
とにかく、書きまくろう。
書いて、チェック、書いて、チェック。
繰り返しているうちに、きっとうまくなる。
そんな感じで、まったり頑張ろう(笑)
ではまた。
✓今回紹介した本