『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』を読みました。ビジネスの様々な場面で使える思考のフレームワークが紹介されています。
仕事で困ったときは、辞書的に使って、ここで紹介されているフレームワークを使うといいですね。きっと思考の整理ができると思います。
一読したので、備忘録として下記に印象に残ったことを残しておくよ。参考にしてね。
情報を伝える型
本書には、問題や課題の発見方法、市場の分析方法などいろいろありました。けど、これらはみんなが使うものではないと思います。なので、みんなに共通して使えるものを紹介します。
誰かに情報を伝えたいときに使うフレームワークです。
友達と話すときや、上司や先生に何か言うとき、プレゼンの発表があるときなどに広く適応できて便利です。それは、PREP法とTAPS法です。具体的に下記で説明していきますね。
最初と最後に主張!PREP法
はじめのPはPointで結論、RはReasonで理由、EはExampleで例、Pははじめと同じPointで結論です。
だから日本語に直すと、「結論→理由→例→結論」という構成になります。「結論」は「主張」と言い換えてもいいですね。「具体例」には、事例やデータが入るよ。具体例をつけることで、共感や納得感を生み出すことができます。
たとえば、こんな感じ。
[box class="glay_box"]数学で問題が解けるようになるためには、問題数を大量にこなすべきである。問題を大量に解くことで、解法のパターンを見抜けるようになるからだ。実際、試験の点数が解いた問題量と正の相関があることが分かっている。点数を上げたいなら、とにかく問題を大量に解こう。[/box]
最初は慣れないかもしれないけど、何回もやっているうちに自然とできるようになるよ。次はTAPS法です。
理想と現実のギャップを埋めるTAPS法
TAPS法は理想と現実のギャップを埋める感じで組み立てる話法です。
Tは「To be」で、あるべき姿。Aは「As is」で、現状。Pは「Problem」で問題。Sは「Solution」で解決策です。
まとめると、あるべき姿→現状→問題→解決策 です。例をつくると、下記のようになります。
[box class="glay_box"]数学のテストで90点とれるようになりたいと考えている。しかし、現状は50点だ。原因は、勉強の時間が確保できていないことにある。ゲームをしている時間を減らすことで、勉強時間を増やしていこうと思う。[/box]
組み立てに合わせて内容を考えるだけなので簡単ですね。フレームワークを使うと思考が加速します。
様々な型を自分のものにして、あなたの武器にしましょう。ではまた。
✓今回紹介した本
ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70