教員免許を取得するかどうか迷っている大学生は、意外に多いのではないでしょうか。
そこで、教員免許をとる人、とった人にその理由を聞いてみました!
本当に免許をとった方がいいのか、もう一度ここで考えてみるといいですね。
教員免許をとる理由
ぼくのまわりで、教員免許を取った人、これから取ろうとしている人に、
理由を聞いてみました。
大きく分けると、次の二つ。
- 教師になるため
- 保険としてとる
細かく分けると大体8パターンで、次のようになります。
- 親が教師
- 尊敬できる先生がいた
- 部活を教えたい
- これまで習ったことをいかしたい
- 保険としてとっておきたい
- 給料がいい(基準は人それぞれだと思いますが、実際働いている先生に聞いたところ、仕事量に対して相当少ないそうです。)
- 公務員は安定している
- 子供が好き
意外だったのは、「絶対、教師になりたい!」と言う人が少なかったこと。
「取得は目指しているけど、教師になるかはわからないね」
「他になりたいものがみつからないし・・」
「念のためとっておく」
日本の教育は大丈夫なんだろうか(笑)
教員免許をとる前に考えたいこと
教員免許を取る前に、考えたいチェックポイントは2つです。
- 周りに流されていないか
- 教師に本当になりたいのか
後悔しないために、ぜひチェックしてみてください。
周りに流されていないか
周りに流されるまま、教員免許を取ろうとしていませんか?
特に、友達が教師を目指している人は注意してください。
自分が将来に不安を抱えていると、人は周りの考えに流されやすくなります。
教師になりたいかどうかは微妙なところ。
だけど、みんなもとってるし、とりあえず、一緒に免許取得を目指すか。
実は、ぼくがこれでした・・・。
当たり前ですが、自分がどうなりたいかは、自分にしかわかりません。
周りに流された選択になっていないか、もう一度考えてみてください。
本当に教師になりたいのか?
教員免許をとるための講義や教育実習を受ける前に、一人で、
もう一度、自分が将来、何をやりたいのか真剣に考えてください。
どうしても教師になりたいと、思えた人はぜひ教師を目指して頑張りましょう。応援します!
一方で、強く思える他の夢がみつかったら、教員免許のことは考えず、それに向かって、必要なことを始めましょう。
また、これはぼくの経験からのアドバイスですが、
保険として、教員免許を取得するのはやめたほういいです。
教員免許はとっておいて損はないだろう、ぼくもそう思ってました。
しかし、当時、気づくことはできなかった重要な事実があります。
それは、
ということです。
免許をとるための必修の講義、教育実習で多くの時間を失います。
もったいないです。自分の夢のために使える時間にしましょう。
後悔しない選択を
少なくとも、「教師になりたい気持ちがあるのかどうか」は確認しておくべきでしょう。
免許の取得を目指す場合、講義をたくさんとって、夏休みや春休みには教育実習に行くことになります。
教師になりたい気持ちがなくて、途中で、免許取得を辞めてしまう人もいます。
もう一度、自分を見つめ直して、
自分の意志で選択してください。
その結果が、教師でもそれ以外でもかまいません。
あなたが望むその将来のために、できることをやりましょう。
その方が、大学を卒業するとき、きっと後悔しませんよ。
以上です。
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